花飾る雑貨店GREENSHOPは、花瓶や植木鉢、花を飾るための雑貨などを集めたガーデニング雑貨店です。

こんにちは、店長です!

当店で販売している植木鉢は、日本製、中国製、そして、フィリピンやベトナム製などの植木鉢があります。

鉢それぞれが持つ雰囲気も、アンティーク感やシャビー感があったり、エレガントなものや和風のものなど色々で、 色合いも、テラコッタのような茶系だけではなく、赤や青といったような、はっきりした色目のものも、最近では増えてきました。

価格は本当に商品それぞれで、安かったり高かかったりとバラバラですよね。

今回その中でも、今後当店でも取り扱いを増やしていきたい、フィリピンやベトナムで製造されている陶器の植木鉢やテラコッタの植木鉢の製造風景や、工房周辺の景色やお花、街の様子などの写真を、

実際に製造場所へ行かれた方からお借りすることができたので、皆様にもご紹介したいと思います!
(※写真に写っている植木鉢の取扱いはありません・・・。ごめんなさい!)

フィリピンやベトナムで製造されている植木鉢は、現地の工房で一つ一つ手作りされ、色付けや柄も人の手によって、丁寧に描かれていることが多く、デザイン性も高いおしゃれなものが数多くあります!
価格的には、手作りということもあって、少し高いと思われるかもしれませんが、今回、現地での製造のお話を聞いていると、高いにはそれなりの理由があると、私は思いました。ある意味、一つ一つが1点ものといっていいほどの、芸術作品なのだと思います。

ただこれは何も、工業的に大量生産される商品が悪くて、手作りされる商品が良いということではありません。
それぞれに、良い点、悪い点もあるでしょうし、その基準は選ぶ人によっても異なってくると思います。

植木鉢を選ぶ時には、植える花や植物、そして飾る場所全体の雰囲気や、鉢のデザインやサイズ、価格など色々な方面から検討されると思いますので、 選ぶ際の一つの参考になれば嬉しく思います。


フィリピン

フィリピン製の鉢は、色合いが美しく、形もユニークでおしゃれな鉢が多くあります。それらは、職人たちによって、手作りされ、柄を描いたり、塗装されて作られています。鉢の内側に、横向きの凹凸がみられるものは、ろくろでひとつひとつ回して作られている証です。
フィリピンは、熱帯性気候で、年間を通じて暖かい気候だそうです。景色の写真をみると、日差しが強そうですね。

▲ろくろを回して、ひとつひとつ手作りします。ろくろの横の竹ひごは、サイズを合わせるためのものだそうです。

▲広い場所で乾燥中。

▲ガーデンオブジェのようなものでしょうか?一つ一つデザインのために手作業でくりぬきます。

▲沢山の鉢を、手作業で同じように柄を描いていきます。

▲こちらも、皆で鉢の絵柄を描いているところです。

▲花柄などの葉や茎もすべて手作業で描きます。プリントの場合は、小さい鉢で柄が途中で切れたりすることがありますが、手作業で描くためサイズが小さくなっても、サイズに合わせて柄を手作業で縮小して描くため、柄が切れることがありません。

▲鉢全体に塗装をしているところでしょうか?色合わせが難しそうですね。

▲壷のようなものの取っ手をつけているのでしょうか?

▲フィリピン製の鉢は、色やデザインがおしゃれなものが多く、観ているだけでも楽しいです。

▲丁寧な手作業で作られた、鉢や陶器製品たち。凹凸のあるものは、型で押したり、盛ったりして凹凸を作るそうです。




ベトナム

ベトナムのテラコッタ鉢が作られている写真や、その近くの風景です。ベトナムの多くの地域は、高温多雨で熱帯モンスーン気候。窯の作業は、暑くてとても大変なんだそうです。花の色合いもとても鮮やかで、なんとも素朴な風景ですね。

▲土をこねているところでしょうか?

▲一つ一つ鉢を作ります。

▲成形された鉢を乾燥中です。

▲窯の中です。沢山の鉢を何段も積み上げて、窯を閉じて火入れします。

▲ベトナムのテラコッタ鉢を焼く、標準的な窯の内観です。燃料は米の籾殻なんだそうですが、最近籾殻は、魚の養殖のエサとして利用されるようになり、高騰しているそうです。

▲ベトナムのテラコッタ鉢を焼く、標準的な窯の外観です。ひとつひとつの窯の入り口には、祠があり、神様が祀られおり、かなり荘厳な雰囲気なんだそうです!